道端や庭,野山にある様々な植物にはいろいろな色があります.
その植物たちで染物を作ると,時に予想しなかった色に染まることがあります.
ミツカンよかわビオトープ倶楽部では,参加者がビオトープの中から自由に選んだ植物で染色を体験するイベントが10月23日に開催されました.
私は黄色が好きなので,黄色の染物を作りたい!と思い,外来種として有名なセイタカアワダチソウの花を選びました.
セイタカアワダチソウは,煮込むとそのまま黄色になりました.
これがすごいはっきりした黄色で,とても驚きました!
しかし,他の参加者の中には,講師の先生もどんな色になるか予想ができない紫色の木の実を使ってみたり,セイタカアワダチソウ,ヨモギ,クリのイガなど複数の植物を組み合わせてみたりする方もいらっしゃいました.
どんな色になったと思いますか?
正解は…
紫色の木の実は,はっきりとした紫→赤っぽい紫という風に少し色が変わり,
色々な植物を組み合わせたものは,オレンジ色→少し茶色が強いオレンジ色という風になりました!
この色の変化が化学反応のようでとてもおもしろく,みなさんもワクワクした様子で観察していました.
身近な自然を利用して楽しみ,学ぶことのできる倶楽部での活動をぜひ一度体験してみてください!
兵庫県立大学大学院 環境人間学研究科修士1回生 田鳥菜々子