初めまして。兵庫県立大学の横佐古といいます。今回授業の一環で、ミツカンよかわビオトープ倶楽部さんの草花染めに参加させて頂きました。そこで感じたことを書こうと思います。
僕は草花染めをするのが初めてであり、どんな感じに染まるのだろうかと、とてもワクワクしていました。染色に使う材料を野外で集めてくるのですが、ヨモギの葉、セイタカアワダチソウの花、ヤマゴボウの実、栗のイガなどを集めました。染色に栗のイガが使えるということは少し驚きでした。
それらの材料、沸騰したお湯に入れて色を染み出させます。栗のイガからは薄茶色、ヨモギの葉からは黄色(緑じゃないんですね!)の色が出てきました。僕はてっきり染色にあたって何か薬品を使うのだろうと思っていたのですが、色落ち防止のためのミョウバンを使う以外は何も使わないというのでびっくりしました。
その染料に染めたいもの(僕はタオルとマスクにしました)を入れて15分煮込み、その後いくつかの工程を経て完成になりました。そのタオルとマスクは薄黄色(山吹色というのでしょうか?)に染まりました。すごくキレイな色でした。
貴重な体験ができて本当に良かったと思います。ありがとうございました。
兵庫県立大学大学院 環境人間学研究科 修士2回生 横佐古優太